自己犠牲で会社に搾取されている、真面目で正直な人へ伝えたいこと

会社に搾取されているかも
心当たりのある人は注意してください



フクテツ
フクテツ

Hello! フクテツです!
副業で物販業を始め、専業物販スタート後、半年で月商412万円を達成しました。でも、物販業は楽しくなく…。

僕は楽しいことを追い求めたいんです!

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真面目で正直者。


いわゆる「いいひと」が、自分を犠牲にして会社にこき使われて搾取され、挙句の果てに捨てられた可能性がある。


昔のバイト先に、そんなひとがいました。



善人のオーラが漂っていた「いいひと」。ヒデさん

厨房画像
そのひとは飲食店で厨房を任されていました


僕が16歳のとき、とある喫茶店で調理補助のアルバイトしていました。


そこは繁華街の地下にある喫茶店で、朝の6時ごろに家を出発していたような気がします。


ミックスジュースが大好きだった僕は、注文があると多めに作って、グラスに入れてフロアスタッフに出したあと、余ったやつを飲んでいたものです。

フクテツ
フクテツ

余っちゃったからねー。捨てるのもったないからねー

ヨメちゃん
ヨメちゃん

じぶんが飲みたいだけでしょ



そこでは僕よりもうんと早く出勤して、厨房を任されている料理人がいました。



その人はヒデさん。


当時ヒデさんは40代中頃だったと思います。


ヒデさんは結婚しておらず、母親と2人暮らしでした。


寡黙なひとで、愚痴はまったく言わない、黙々と仕事をする、よく笑う、そんなひとでした。



全身から善人のオーラが漂っているような人です。



そんな「いいひと」であるヒデさんは、会社にざんざんこき使われていました。




週休1日。1日16時間労働。長期休暇、連休なし。

オーバーワーク
会社のいいように使われていました



厨房のなかは料理人のヒデさんと、調理補助である僕との2人だけです。


地下街の飲食店は客席を多くするため、とにかく厨房が狭い


立っている面積でいえば、1畳もないんじゃないかというくらい狭い厨房でした。


僕は夕方4時までの仕事だったので、そのあとは僕と入れ替わりにデザインの専門学生が入っていました。


その専門学生はとにかく夜遅くまで遊んでいるようで、勤務が始まっていると言うのに狭い厨房でしゃがんでタバコを吸い、「ねむい〜」「だるい〜」などと、愚痴ばかり言うひとでした。



それでもヒデさんは彼に怒鳴ったり、愚痴をいうわけでもなく、黙々と仕事をします。


ヒデさんは専門学生に「あんまり寝てないんですよー」と話しかけられると、「大変だねー」と、愚痴るどころかむしろ同情までしていました。



でも、考えてみるとヒデさんの方がよっぽど大変なんです。


おそらくヒデさんは遅くとも朝の6時ごろには厨房に入っていたと思います。


そこから仕込みをし、モーニングが始まる7時に僕が出勤。


ランチタイムは当然大忙し。


ランチが落ち着いたかと思ったら調理補助の僕を休憩に行かせ、自分は明日の仕込み作業をしながら入ってきた注文や洗い物をこなす。



ヒデさんは昼に休憩をほとんど取らず、昼食を食べる時間はほんの10分程度。


ずっと狭い厨房(地下なので当然窓もない密室)のなかで立ち仕事です。



で、仕事が終わるのは何時かと言えば、閉店が22時で、閉め作業が終わるのはたしか夜の23時頃だったと思います。


休憩を1時間引いたとしても、労働時間は16時間


その休憩もヒデさんはろくに取っていません。


たぶんヒデさんの休憩を合計しても、1時間は取っていなかったと思います。



僕と専門学生は調理補助のアルバイトなので、注文が入ってもほとんど作れません。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

サラダとミックスジュースくらいよね


ヒデさんひとりが柱になって、お店を支えている感じです。



ある日、ヒデさんにこんなことがおきました。




あきらかに様子がおかしいヒデさん…

病気の人
いつもとヒデさんの様子がちがう…


ある日、僕はいつも通りに出勤しました。


僕がヒデさんに


「おはようございます」


と低いテンションで挨拶をすると、ヒデさんは赤い顔で一応会釈をしてくれました。


シゲさんは寡黙なひとなので、いつも黙々と仕事をしていましたが、挨拶はいつも明るくされる人です。



あきらかに普段と様子がちがう



息遣いも荒い気がします。



ホールの責任者がシゲさんに「大丈夫?」と話しかけます。


ヒデさんはかすれた声で苦しそうに「大丈夫です」とこたえました。



ヒデさんは酷い風邪を引いていたのです。


寡黙なひとで自分の体調が悪いことなどまったく言わないので、見た感じでしかわかりませんが、40度くらいの熱があったのではないか。



それでも注文は容赦なくどんどん入ってくる



この喫茶店には料理を作れるのはヒデさんひとりしかいません。


なるべく休んでもらいたいとは思いましたが、僕はドリンクを作ったり皿を洗ったりすることくらいしかできません。




夕方にあとからやってきた専門学生もすぐに気がつき、珍しくヒデさんに


できることはやりますから、ヒデさんは休んでいてください


と、思いやりの言葉をかけていました。



ヒデさんはいつも僕たちを笑顔で迎えてくれ、愚痴も言わずに黙々と仕事をし、逆に僕たちの愚痴を聞いてくれていたので、こんなときくらいヒデさんの助けになりたいと思ったのです。


僕もすこし勤務時間を伸ばして手伝いましたが、本当意味で僕たちではヒデさんを助けることができませんでした。



結局この日ヒデさんは高熱でフラフラになりながらも、どうにか閉店まで仕事をこなしたようです。



ヒデさんは風邪で高熱が出ても休めないのです。


ヒデさんあっての喫茶店。



でも、なにかおかしいです。



自分を犠牲にしている人に伝えたいこと

社畜
自己犠牲で働いていませんか?


ヒデさんは1日16時間労働で、休みは週に一度だけ。


繁華街の地下なので正月も営業していました(いまはわかりませんが)。


連休もなかったでしょう。


ある休みの日には、同居している母親を病院へ連れて行くと言っていました。


いい人すぎるが故に、文句も言わない


もしかしたら、なにも言えない事情があったのかもしれません。



でも確かなのは、会社にいいように使われている、そんな典型的な人でした。




ヒデさんはいまどうしているのかと、数年に1度は考えているような気がします。


ヒデさんの顔を、僕はいまもよく覚えています。


ちょっと無精ヒゲを生やした、にっこりと微笑んで、ちょっとはにかんだような笑顔でした。


本当にすごくいい人だったんですよね。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

死んだ人みたいに言わないでよね

フクテツ
フクテツ

ヒデさんはいま70歳くらいだろうなぁ


ヒデさんの勤めていた会社は、完全にブラック企業です(いまその喫茶店はありません。会社はどうかわかりません)。


いまだにこのようなオーバーワークをさせるブラックな職場はあるでしょう。


特に飲食業はその傾向があると思います。


週休2日は現代では当たり前になっていますが、いまだに週休1日があたりまえの仕事もあるでしょう。

フクテツ
フクテツ

週休2日に慣れると、週休1日には戻れないですね



自分で立ち上げた会社なら、休みがなくても、勤務時間が長くても仕方がないのですが、そうでないのならこれはちょっと考えものです。



今回のヒデさんほどではないにしろ、会社に虐(しいた)げられている人はいませんか?


あなたもヒデさんのように、我慢をしていませんか?



いまの僕が当時のヒデさんに会えるならこう言いたいです。

本当に嫌で嫌で仕方がないのなら、仕事を辞めてください。

本当に辛くて身を削っているのなら、仕事を辞めてください。

嫌な仕事に時間を使っているなら、仕事を辞めてください。

本当に大切なひとがいるのなら、仕事を辞めてください。

本当に家族のためを思うのなら、仕事を辞めてください。

本当に自分のためを思うのなら、仕事を辞めてください。

自分を犠牲にしてまで、会社の利益にしないでください。

・ヒデさんは会社のためではなく、自分のために生きるべきです。

・会社のために正直になるのではなく、自分の心に正直になってください。



他の職場を探すのもひとつの手段ですし、いまの時代なら、ヒデさんの誠実さと料理の腕前があれば、勤めなくても自分でどうにかなる時代です。



そのためには勉強が必要ですが、いまの生活よりは随分とラクで楽しく、収入も充分に得られる仕事ができます。



当時のヒデさんにいまの僕が会えるなら、そう伝えたいですね。




『正直者がバカをみない』世の中にしたい

HONESTY
Honesty is the best policy =「正直は最良の策」でありたい


ヒデさんに関してこうやって思い出し、いま改めて思うことは、


ヒデさんは非常に誠実で、

非常に素直で、

非常に正直で、

非常に不器用で、

非常に真面目な人、

自分の意見を言わない(言えない?)人でした。



会社に不利な条件を提示され、自分を犠牲にしながら、文句も言わずに真面目に仕事をこなしていました。


会社に都合のいいように使われていました。




僕がそのアルバイトを辞めて数年後に、その喫茶店は無くなっていました


その後ヒデさんがどうなったのかはわかりません


あの会社がヒデさんに、別の職場を提示したとはとても思えません。





僕は、真面目で正直な人が報われない社会が、本当に嫌です。





僕があの喫茶店で仕事をしていた当時はバブル全盛のときでした。



『24時間働けますか』というコピーが流行った時代です。


「我慢して働くことが当たりまえ」の時代だったかもしれません。



でも、バブルだからといって、ヒデさんに大した見返りはなかったように思います。




【正直者はバカをみる】




いいように会社にこき使われ搾取されていた当時のシゲさんは、まさにこのことわざがぴったりでした。




今後、格差社会がどんどん広がっていきます。


情報の波に乗れない人間は淘汰されていきます。


真面目な人、正直者が報われない社会になって欲しくないです。




どうか真面目なひと、正直者がバカをみない世の中に、真面目で正直なひとたちが報われる社会に少しでも貢献できればと思います。




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